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つばき

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花の少ないこの季節に、
出会えた時の感激。
ここに華あり!

冬は椿しか…と思いきや、
その種類の多いこと。

とても覚えきれないので、
うちの挿し木の名は、

笑い上戸の友がくれたので『笑子さん』
立ち寄った高校の『一高』
集会後に放置の『居残り』

花には様々な思い出や想いもあるから、
なお愛おしい。

南天

南天


初詣の人混みから逃れ、
たわわに実を付け輝き放つ、
南天たち。
鳥にも食べられず、
正月飾りに切られもせず、
よくぞご無事で。
難を転じて福となす。
末吉おみくじは、
この枝に結べば良かったかなぁ。

半夏生

ハンゲ

別名(半化粧)


おしろいを叩き、
お迎えの準備万端の半化粧たち。
待つのは愛おしい人か、浮気虫?
目の覚めるような白に
つい引き寄せられます。

紫陽花

アジサイ
別名、オタクサ(シーボルトの妻お滝さんに由来)


しとしと雨の中、明るく満面に咲ける花。
シーボルトの愛を信じ、
強く生きるお滝さんのように。
虹の色は、長崎から遠い海を想う心。
この季節の雨は優しく、
はるか愛おしい人の囁きを運んでくれます。



蛍袋

ホタルブクロ

「ホーホー蛍こい・・・」
竹箒で追っかけた幼い日。
点滅する光は、蛍のモールス信号。
掌の中の光を、蚊帳の中でふっーと放し、
母のおとぎ話を聞くように、
ふわふわと、いつの間にか眠りにつきました。